ここからは、光熱費の節約のコツをご紹介します。家賃などとは異なり、光熱費は一人暮らしをするなかでも節約しやすい費用のひとつです。
光熱費の節約は、根本的な部分と毎日の生活を見直すことが大切です。
以下、それぞれ具体的な方法を説明していきます。
まずは、電力会社の切り替えを検討してみましょう。新電力会社に切り替えるだけで年間20,000円ほど節約できることもあります。また、同じ電力会社でも定期的にプランを見直してみるのもおすすめです。契約しているアンペア数を減らすことで、毎月の基本料金が下がります。
また、電化製品の手入れや買い替えも定期的に行いましょう。例えば、エアコンのフィルターをこまめに掃除するのとしないのとでは、冷暖房の効きが違います。また、古くなった電化製品は省エネ機能が良くなったものに買い替えるのがおすすめです。家電を買うときには、「エネルギー消費:〇〇kWh」のような記載をチェックしましょう。この数値が高いほど、電気代も高くなります。
まず、多くの物件では大家さんが手配しているガス会社を変えることはできません。プロパンガスと都市ガスでは大きく料金が異なります(都市ガスの方が安いです)。そのため、もし現在住んでいる家がプロパンガスで、ガス代が気になるときには、思い切って都市ガスの物件に引っ越しをするものおすすめです。
また、日常生活でのガスの使い方も見直してみましょう。例えば、部屋をすばやく温めてくれるガス暖房器具は、消してもすぐに室温が下がりません。そのため、外出や寝る15分前くらいに消すようにしましょう。
水道代は、お風呂と皿洗いの習慣を見直すことで節約できます。お風呂も、湯船に浸からなくてもいい人は、シャワーで済ませてみましょう。一般的に、浴槽一杯分のお湯の量は、シャワーを15~20分使った場合と同じくらいだといわれています。
皿洗いの際にも、水道の水を出しっぱなしにするのではなく、桶に水をためて使いましょう。1ヶ月で約200円節約できます。ちなみに、皿洗いが面倒だからと食洗器を使いたくなる人もいると思います。食洗器を使うと水道代は節約できますが、それ以上に電気代がかかってしまうので、注意が必要です。
また、小さなことですが、トイレを流すときには「大」と「小」を使い分けましょう。1日に何度も使用するトイレの節水も、水道代を抑えるために重要です。