不動産コラム

フライパンの捨て方とは?包丁など迷ってしまうゴミの出し方を紹介

2022/06/03

「フライパンの捨て方ってどうするのが正しいの?」
「包丁など捨て方に迷うゴミの処分方法はどこで確認したらいいの?」

フライパンや包丁などゴミの捨て方で迷ってしまうものはたくさんあります。引っ越しなどで一度にたくさん出てきたら、困ってしまいますよね。

この記事では以下の事を紹介していきます。

  • ・ゴミ出しの基本的なルール
  • ・フライパンの捨て方
  • ・パソコンや包丁など迷ってしまうゴミの出し方

この記事を読んでいただければ、フライパンなど捨て方に迷うゴミが減ってスムーズなゴミ出しができるようになります。捨て方に迷うゴミに困っている方は、参考にしてください。

ゴミ出しの基本ルール

自治体によって少しずつ違いはありますが、ゴミ出しには基本的なルールがあります。これを知ることで、大抵のゴミを正しく捨てられるようになるでしょう。

そこで、フライパンの捨て方の説明をする前に、ゴミの種類や基本的なルールについて解説していきます。

可燃ゴミ

可燃ゴミとは、紙類や衣類、生ゴミ、汚れがひどいビニールやセロファン製の袋などのことで、主に焼却炉で燃やせるゴミのことです。

ただし、新聞紙や包装紙、チラシなどは古紙回収として、別に集める必要があります。また、衣類や布類などに関しても、資源回収している地域があります。

地域によって違いがありますので、可燃ゴミを捨てる場合はお住いのルールを確認してください。

不燃ゴミ

不燃ゴミとは、燃やせないゴミで、かつ資源ゴミとしてリサイクルできないものです。

例えば、金属製品や陶器類、ガラス、スプレー缶、電球などがあります。

プラスチック

プラスチックは、レジ袋やポリ袋、「プラ」のマークが入った製品を指します。また、自治体によっては発砲スチロールなどもプラスチックとして回収しています。

ただし、プラスチックを出す場合は、汚れをしっかりと洗ってから出すようにしましょう。汚れが落ちない場合は、可燃ごみとして出すのが一般的です。

資源ゴミ

資源ゴミには、ペットボトルやビン、缶、新聞紙、段ボール、乾電池、紙パック、白色トレイなどがあります。

ただし、資源ゴミも自治体によって少しずつ違いがあることが多いです。例えば、ペットボトルのキャップとラベルは別に回収したり、ビンは色で分けたりする必要がある場合があります。

粗大ゴミ

粗大ゴミとは、大型のゴミで通常のゴミとしては回収してもらえないもののことです。例えば、ベッドや棚などの家具、自転車、楽器などがあります。

家電類は対象外ですので、注意してください。

フライパンの捨て方

ゴミの種類やルールについて解説しましたので、具体的にフライパンはどのように捨てるのか紹介していきます。

まずは自治体の公式サイトをチェック

フライパンを捨てる場合は、まずは市町村の公式ホームページなどで確認するようにしましょう。その理由は、フライパンは自治体によって処分方法が大きく異なるためです。

例えば、札幌市や大阪市などはフライパンなどの金属類を資源ゴミとして回収していますが、東京都港区や名古屋市、新潟市などは不燃ゴミとして処分しています。また、不燃ゴミとされていても、サイズによっては粗大ゴミ扱いになるケースもあります。

出し方を間違えると回収してもらえないので、フライパンは事前に捨て方を確認しておくことが大切です。

不用品回収業者に依頼

粗大ゴミの回収には費用がかかるので、その場合は不用品回収業者を利用するのも有効です。状態やブランドなどによっては、買取をしてもらえる可能性があります。また、業者によっては自宅まで来てくれるので、フライパンや鍋などをたくさん処分したい場合は特におすすめです。

もちろん、査定次第ではゼロ円になったり費用がかかってしまったりすることもあるでしょう。しかし、自治体のルールが複雑で困っている方は、不用品回収業者を利用してみてください。

捨て方に迷うゴミの処分法

捨て方に迷うゴミはフライパン以外にもたくさんあるでしょう。ここでは多くの方が捨て方に迷ってしまうゴミの処分方法について紹介していきます。

なお、ここでは一般的なゴミの捨て方を紹介しています。実際に捨てる際は、自治体が推奨している方法も確認するようにしてください。

パソコン

パソコンの捨て方は、大きく以下の4つあります。

  • パソコン買取業者に売却
  • 無料の回収サービスの利用
  • メーカーによる回収
  • 自治体の回収ボックスに入れる

パソコンには個人情報などが詰まっているので、捨てる前にしっかりとデータを消去しておくようにしましょう。もし、自分では難しいという方は、データの消去法を説明している業者などを利用すると安心です。

包丁などの刃物

包丁やカミソリなどの刃物は、不燃ごみとして処分するのが一般的です。しかし、刃物はそのままで捨てると危険ですので、しっかりとダンボールや新聞紙などで包んで、さらに固定してから捨てるようにしてください。

また、外側には赤ペンなどで内容物の説明をして、危険物であることがわかるようにすることも大切です。安全に回収してもらうために、ここまでしてようやく出せると認識しましょう。

傘も捨て方に迷ってしまうゴミの代表格です。

まず傘は、柄と骨の部分は不燃ゴミとして出し、布やビニールの部分は可燃ゴミとしてそれぞれ別々に分けて処分するのが正しい捨て方です。

ただし、傘は長いので粗大ゴミとして回収している自治体もあります。その場合は、回収券を購入して、自治体に回収を依頼するようにしましょう。

スプレー缶やカセットボンベ

スプレー缶やカセットボンベの捨て方には注意が必要です。

使い切ったスプレー缶などは、穴を開けて不燃ゴミとして出すものと思っている方も多いでしょう。しかし、自治体によっては、穴を開けずに出す場合もあります。スプレー缶は事故の危険性があるゴミですので、自治体のルールに沿って捨てるようにしましょう。

電池

電池は鉄や亜鉛、水銀などに分けられるので、「資源ゴミ」として決まった日に出すのが一般的です。

ただし、電池は自治体や家電量販店などの回収ボックスに入れて捨てることもできます。どうしてもすぐに捨てたいという方は、これらの回収ボックスを利用すると良いでしょう。

なお、使い切った電池でも発火するリスクがありますので、プラスとマイナスにセロテープを貼って電流が流れないようにしてください。

ダンボール

ダンボールは「燃えるゴミ」なのか「資源ゴミ」なのか、迷ってしまうでしょう。ダンボールの原料は紙と木材で作られていてリサイクルが可能ですので、資源ゴミとして出すのが正しい捨て方です。

その際は、不要な伝票やガムテープなどは全部取り払っておきましょう。残っていると、リサイクルができなくなってしまいます。

なお、汚れていたり細かくなっていたりする場合は、可燃ゴミとして捨てます。

フライパンの捨て方のまとめ

フライパンの捨て方は自治体によって違うので、しっかりと確認することが大切です。不燃ゴミなのか資源ゴミなのか、正確に分けて捨てるようにしましょう。また、綺麗なものやブランドのものは買い取ってもらえることもあるので、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。

他にも捨てるのに困るゴミはたくさんあると思います。自治体によってゴミの捨て方は違うので、迷った時はその都度確認するようにしましょう。そうすることで、トラブルになるのを防げるようになります。

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