不動産コラム

引っ越しの荷造りのコツとは?用意する物や手順、梱包の豆知識を紹介

2022/06/17

「引っ越しの荷造りを上手にするコツってあるの?」
「引っ越しの荷造りでは、どのような道具を用意するといいの?」

引っ越しを予定している方は、荷造りのコツや手順など豆知識を知りたいのではないでしょうか。

実際、無事に引っ越しをするためには、荷造りは重要な要素です。もし食器や服などを間違った方法で詰めてしまうと、スケジュールに間に合わなかったり荷物が壊れたりしてしまいます。

そこでこの記事では、荷造りを無事に行うために用意する物や手順、梱包の豆知識などを詳しく紹介していきます。荷造りのコツを知らないという方は、ぜひ参考にしてください。

引っ越しの荷造りに必要な物

引っ越しの荷造りを失敗なくスムーズに行うためには、しっかりと道具を揃えておかなければなりません。

そこでここでは大きく「必ず必要な物」と「あると便利な物」の2つを詳しく紹介していきます。

必ず必要な物

引っ越しの荷造りに必ず必要な物は、以下の5つです。

  • ダンボール
  • ガムテープ
  • 緩衝材(新聞紙やプチプチ)
  • 布団袋
  • ハンガーボックス

ダンボールやガムテープに関しては、引っ越しに際して必ず必要ですので、引っ越し業者からもらえることが多いです。しかし、それですべてを梱包できるとは限らないので、足りない場合はスーパーなどでダンボールを調達するようにしましょう。

また、緩衝材は100均で購入ができますが、新聞紙や布などでも代用できます。他にもいらなくなった雑誌などを破いて丸めることで代用できますので、もしプチプチなどがない場合は試してください。

布団袋やハンガーボックスに関しては、引っ越し業者からレンタルできる場合が多いです。必要な場合はレンタルすると良いでしょう。

あると便利な物

引っ越しの荷造りで、あると便利な物は以下の5つです。

  • 油性マーカー
  • ハサミやカッター
  • ビニール紐
  • 割れ物シール
  • 軍手

油性マーカーはダンボールの中身を書く時に使います。中身を書くことでダンボールに何が入っているのかわかるので、片付けの時短や荷物の紛失リスクを下げることが可能です。

ハサミやカッターもガムテープやビニール紐、梱包材を切るのにあると便利です。

割れ物シールは食器やパソコンなどの精密機械を入れたダンボールに張ることで、丁寧に扱ってもらえるので引っ越しの運搬などで壊れるのを防ぎやすくなります。

軍手に関しては「必要?」と思う方もいるかもしれませんが、梱包中のケガを防ぐのに役立ちます。

引っ越しの荷造りはスケジュールが大切

荷造りに失敗せずに引っ越しをするには、スケジュールの管理も必要です。

ここではいつから引っ越しの手続きと作業を進めるのか、紹介していきます。

1ヶ月前には業者を決める

賃貸物件の場合、解約の通知を1ヶ月前までにしなければならない場合が多いです。

そのため、1ヶ月前には依頼する引っ越し業者を決めて、荷造りのための道具を集めるなど準備をするようにしましょう。

梱包作業は遅くても2週間前には始める

梱包作業の着手は、遅くても引っ越しの日の2週間前には始めるようにしてください。

荷造りを自分でする場合、「一人暮らしなら4~5日程度」「ファミリー世帯なら7~8日程度」かかるといわれています。しかし、これはスムーズに作業が進んだケースの日数です。

ダンボールが足りなくなったり、まとまった時間を取れなかったりすると思っているよりも時間がかかってしまいます。トラブルに備えるために、少し余裕を持って2週間前から少しずつでも作業を進めていくようにしましょう。

荷物別の梱包のコツ

物を壊すことなく引っ越しするには、荷物に合った梱包をしなければなりません。

ここでは荷物別に梱包のコツを紹介していきます。

食器などの割れ物

食器などの割れ物を梱包する時の鉄則は、1つずつ緩衝材で包むことです。同じ形のお皿などは、重ねて詰める方もいるでしょう。しかし、重ねて詰めてしまうと、ちょっとした衝撃で破損してしまいます。割れそうな物は1つ1つ丁寧に包むようにしてください。

なお、食器などは横に置くのではなく、床に対して垂直に置くのがおすすめです。衝撃を受ける面を減らすことで、割れにくくなります。

衣類

引っ越しの荷造りで意外と難しいのが、シワにしたくないスーツなどの衣類です。

最もおすすめの方法は、引っ越し業者からレンタルできるハンガーボックスに入れることです。ハンガーボックスに入れられれば、シワになる心配はほとんどありません。

もしない場合は、二つ折りにして優しくダンボールに入れてください。できるだけ詰め込み過ぎず、枚数を制限して入れるようにしてください。

なお、衣装ケースなどはそのまま運ぶことができますので、しっかりとテープなどで封をしておきましょう。

本は横に寝かして重ねていくのが基本的な入れ方です。立てて入れた方が取り出しやすいですが、折れたり曲がったりするリスクがあります。ただし、隙間ができた場合は、縦にして入れると良いでしょう。

なお、隙間があると横に寝かせて入れても輸送中にバラバラになって、本が折れてしまいます。できるだけしっかりと詰め、隙間があれば新聞紙などを詰めるようにしてください。

DVD・CD

DVDやCDに関しては、本とは違って縦にして入れていきます。DVDやCDのケースは強度があるので、寝かせるよりも安全に運べます。

大切なDVDなどは、緩衝材などに包むと良いでしょう。引っ越し中はどうしても衝撃が加わるので、ケースに傷が付くリスクがあります。傷が付くリスクを最小限に抑えるためにも、丁寧な梱包を心がけてください。

布団

布団や毛布などは、布団袋にまとめて入れます。布団袋は引っ越し業者からレンタルできるので、それを使ってください。ない場合でも、大きめのビニール袋であれば代用できます。

なお、100均に行けば布団圧縮袋が売られています。かさばる布団を簡単にコンパクトにできるので、布団の梱包で困っている方は使ってみてください。

刃物類

包丁などの刃物は、ダンボールや新聞紙などで刃をしっかりと包んで、抜けないように固定します。また、怪我のリスクを減らすために、何が包まれているのか外にペンで大きく記入するようにしましょう。

ダンボールに詰める時はキッチン類と一緒に入れるようにして、どこに入れたかわからなくならないようにしてください。

鍋やフライパン

鍋やフライパンは大きめのダンボールに入れていきます。

まずはフライパンを底に入れて、緩衝材を重ねてから鍋などを上に重ねていきます。ガラス製の蓋がある場合は、しっかりと全面を緩衝材で包んで入れてください。

全ての調理器具が入れ終わったら隙間を緩衝材で埋めて、動かなくなったら完成です。

パソコン

パソコンの梱包は、以下のような点に注意して安全に運んでください。

  • パソコンは緩衝材で厚く包むか、毛布などで包む
  • ダンボールの隙間を徹底的に埋める
  • ダンボールを閉じた後は、パソコンが入っていることが一目で分かるように明記する
  • 引っ越し業者に渡す時は、パソコンが入っていることを直接伝える

なお、大切なデータが入っている場合は、バックアップを取っておくようにしましょう。

引っ越しの荷造りのコツのまとめ

引っ越しの荷造りのコツは、道具をしっかりと揃えて荷物に合った梱包をすることです。引っ越しは物を破損するリスクが高いですが、正しい梱包をすることで大切な物を守る事ができます。

この記事では荷物別の梱包方法を紹介しているので、引っ越しを予定している方はしっかりと確認しながら作業を進めるようにしてください。そうすれば、無事に新しい生活をスタートできます。

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