今池駅の特徴や、住みやすさについて5つご紹介します。
1.交通便がよい
2.名古屋市東部の繁華街
3.文化の発信地でライブハウスが多い
4.駅徒歩10分で住宅街に
5.家賃相場は平均的・物価は安め
今池駅は、名古屋市営地下鉄東山線・桜通線が通る駅です。どちらの線を利用しても、乗り換えなしで名古屋駅に移動できます(約11分)。
東山線を利用すれば、伏見駅(約8分)・栄駅(約6分)へのアクセスも抜群なため、名古屋のビジネス街で働く会社員に人気のエリアとなっています。その他、東山線では名東区や長久手方面、桜通線では瑞穂区・緑区方面へ移動できます。
路線バスの本数も多く、徒歩約10分の距離あるJP千種駅(中央本線)を利用すれば多治見方面へも移動できます。そのため、名古屋主要部へはもちろん、市内・市外問わず移動に便利な駅といえます。
今池駅は、昔から名古屋市東部の繁華街として有名な街です。そのため、昭和レトロなお店から24時間営業のチェーン店・おしゃれなバーまで幅広い層のお店が建ち並び『庶民的で味のある街』というイメージを持っています。
駅南側にある商店街の入り口には、『〇〇通り』のように通りの名前が書かれたアーチがかかり、昭和の雰囲気が漂います。台湾ラーメンで有名な『味仙本店』やドラゴンズファンに人気の『ピカイチ』など有名な飲食店があり、個人店や隠れた名店が多いことも今池駅周辺の魅力のひとつです。
レトロな雰囲気がある一方で、駅南側の大通り沿いには次のような商業施設が建ち並びます。
- ドン・キホーテ
- イオン
- ピアゴ ラ フーズコア
- スギ薬局
- 100円ショップ(ダイソー)
- パチンコ(キング観光)
- カラオケ(JOYJOY)
24時間営業の商業・娯楽施設も多く、忙しいサラリーマンや独身の方にも便利です。その他、駅前には大型郵便局や銀行・コンビニ・ファミレスなど生活に必要な施設がそろっています。
今池駅は、名古屋を代表する文化の発信地といわれています。1960~70年代には『映画の街』として知られ、駅の近くには名古屋市最古のミニシアター『名古屋シネマテーク』が残っています。ディープな雰囲気のあるこの映画館は、現在でもコアなファンに愛されています。
また今池駅は、ライブハウスが多いことでも有名です。駅周辺には『名古屋ボトムライン』をはじめ、パンクの聖地として有名な『今池ハックフィン』や居酒屋兼ライブハウスなど、個性あふれる10店舗以上のライブハウスがあります。
今池駅の繁華街はそれほど大きくありません。そのため、駅から徒歩10分ほど離れれば、比較的静かな住宅街が広がります。特に今池駅北側の千種公園周辺エリアは、静かで落ち着いた雰囲気をもっています。
千種公園は子どもが遊べる遊具や野球場があり、市内でも有名なユリの名所です。公園周辺には、神社や小学校・大きな病院(東部医療センター)などもあり、子どもからお年寄りまで世代を問わず住みやすい地域となっています。
今池駅東側からJR千種駅周辺にかけても、学習塾が多い・交通便がよいなどの理由からファミリー層に人気があり、治安面でも落ち着いているためおすすめです。
今池駅の家賃相場は、東山沿線上で見ると平均的といえます。名古屋駅〜新栄駅などの主要部よりは安く、本山駅以東よりは高いというイメージです。
具体的には、駅徒歩10分以内の1Kで6〜6.5万円ほど(管理費込み)です。ただし、築年数が古い物件も多くあり、条件を変えればおトクな物件を見つけることができます。
また、今池駅は周辺の駅(池下・覚王山)に比べて物価が低めです。大衆向けの飲食店や商店街、ドン・キホーテなどのディスカウントショップが多く、競争率が高いためです。
家賃相場は平均的ですが物価が多少低いため、生活費全体で見るとコスパがよいというメリットがあります。外食や飲み会好きのサラリーマンにとってはうれしい街ですね。