不動産コラム

一人暮らしに必要なものは?押さえておきたい必需品をご紹介

2022/05/20

大学への進学や、就職で初めて実家を出て一人暮らしをする場合、部屋に何が必要なのか悩む人も多いのではないでしょうか。広さやレイアウト、予算なども考えると、少しずつ必要なものを買いそろえていき、自分のライフスタイルに合わせてあとから徐々に買い足すのが賢明です。

そこで、この記事では、初めて一人暮らしをするという方に向けて、押さえておきたい必需品をご紹介します。ぜひ、この記事を読みながら、新生活に向けて準備をしていきましょう!

必要なものを買う前に考えておきたいこと

いざ一人暮らしをすることが決まると、すぐにでも必要なものを買いに行きたくなりますよね。しかし、急いでしまうのは禁物です。まずは、一人暮らしに必要なものを買う前に、以下の3つを考えてみましょう。きっと、そのあとの購入がスムーズになるはずです。

部屋の大まかなレイアウト

どんなに理想の家具に出会っても、それが自分の部屋にうまく収まらなければ使うことができず、本末転倒になってしまいます。そうならないように、まずは物件の間取りを確認し、何がどこに置けそうか、レイアウトを考えてみましょう。

このとき、ベッドなど大きなものをどこに配置するのかを先に考えるのがおすすめです。

不動産会社の担当者に確認したり、実際に自分でメジャーで測ったりして、どれくらいの大きさのものを置けそうか、数字を頭に入れておくのも良いでしょう。

だいたいの予算

一人暮らしを始めるときには、賃貸契約にかかる諸費用や、引っ越し代などのお金もかかります。それを考慮に入れて、どれくらいの金額を家具や家電に回せそうか、事前に計算しておくことが大切です。

予算を抑えるためには、一からすべて新しいものを購入するのではなく、実家で使っていたものをそのまま引き継いだり、中古品をフリーマーケットアプリなどを活用して安く手に入れたりするのもおすすめです。

自分の生活スタイル

初めて一人暮らしをする人はなかなか想像がつきにくいかもしれませんが、新居での自分の生活スタイルを考えることも大切です。

自炊をするのか、家で過ごす時間はどのくらいか、集中できる作業スペースは必要か、などによっても必要なものは変わってきます。そして、自分に必要のないむだなものを買わずに済みます。

一人暮らしに最低限必要なもの

ここからは、一人暮らしに最低限必要なものを大まかなカテゴリごとにご紹介します。

家具・家電

・ベッド/布団

ベッドや布団は必須です。合わせて、枕やかけ布団、それぞれのカバー(洗濯する際の予備も複数枚必要です)も用意しましょう。特にベッドは大きく場所を取るものなので、スペースを確認し、部屋全体を圧迫しないものを選ぶのがおすすめです。

・カーテン

初日から必要となるので、厚手のものとレースのものの2種類を用意しましょう。事前にサイズを測っておくのも忘れずに。

・テーブル

デスクタイプ、ローテーブルなど、自分の好みに合わせて購入しましょう。

・エアコン、照明

物件に事前に設置してあれば準備不要です。あらかじめ確認しておきましょう。

キッチン

・冷蔵庫

大きさは、自炊をするのであれば150~200L、自炊をしないのであれば100Lが目安となります。

・コンロ、電子レンジ、炊飯器

コンロはあらかじめ付いている物件もあります。電子レンジは、あたため機能だけが付いた単機能レンジと、オーブン機能なども付いたオーブンレンジがあるので、好みに合わせて準備しましょう。炊飯器を買う際はしゃもじも必要です。

・食器、スポンジ、キッチン用洗剤

食器は茶碗・汁椀・平皿など、大きさが異なるものは少なくとも1つずつ持っておきましょう。また、食べ終わった食器をそのままにしておくのは不衛生ですので、スポンジやキッチン用洗剤など、食器洗いに必要な道具もそろえる必要があります。

掃除・洗濯用品

・洗濯機

5kg前後のものが一人暮らし向きのサイズです。また、物件によっては、洗濯物を干せるスペースが限られていることもあります。そのため、洗濯機は乾燥機能も付いているものを選ぶと便利です。意外と場所を取られるので、事前に置き場の寸法を測ったり、蛇口の形を確認したりしておきましょう。

・洗濯洗剤、洗濯用ハンガー

衣類洗剤と合わせて、必要であれば柔軟剤なども用意します。また、洗濯用ハンガーは少ないスペースでたくさんかけられるものを選ぶと便利です。

バス・トイレ

・トイレットペーパー

引っ越し作業中から必要となる可能性もあるので、余裕を持って用意しておきましょう。

・タオル類

洗濯用に備え、用途別に複数枚あると便利です。

・ソープ類、風呂掃除用品

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープなど自分の好みに合わせて。お風呂もそのまま使い続けるのは不衛生ですので、洗剤やスポンジなど掃除用品をそろえておきましょう。

救急セット

一人暮らしの大変さを一番に痛感するのは、病気になったりケガをしたりしたとき。自分で薬局に薬を買いに行ければいいですが、そんな余裕もないことも想定し、以下のような医療品を用意しておくと良いでしょう。

・常備薬

頭痛薬やかぜ薬、胃腸薬、かゆみ止めなど。実家で使っていたものを準備しておくといざというときにも安心です。

・体温計

なんとなく体調が良くないなと思ったら、まずは体温を測ることが大事です。いろいろな種類がありますので、自分の好みに合うものを購入しましょう。

・消毒液、ガーゼ、包帯、医療用テープ

消毒液は、ケガをしたときに、その傷口に雑菌が入らないようにするために必要です。ガーゼや包帯、医療用テープも使い方を覚え、いざというときに自分一人でも対処できるようにしておきましょう。

・絆創膏

ちょっとした指の切り傷から、足などの大きな傷にも合うよう、さまざまなサイズや形状のものを用意しておくことをおすすめします。よく自分で料理をするという人であれば、防水用の絆創膏も生活に支障をきたすことなく使えるので便利でしょう。

上記のもののうち、ケガの対応に使えるグッズは個別に購入しても良いですし、面倒だという人は、一通りそろっている救急セットを買うのもいいでしょう。

その他日用品

・ゴミ袋

引っ越しの作業中からなにかとゴミは出ます。多めに準備しておきましょう。

・雑巾

こちらも引っ越し作業中から床や家具を拭くときに便利です。

・文具、印鑑

普段使うだけでなく、引っ越しの際にも必要となることがあります。

・身だしなみグッズ

歯磨きセットは引っ越し当日から使います。さらに男性であればシェーバー、女性であれば化粧品やドライヤーなども準備しておきましょう。

人によって意見がわかれるもの

ここからは、人によって意見がわかれるもの・絶対に必要ではないけれどあると便利なものをご紹介します。

・テレビ

ニュースはスマホでも見ることができますし、普段あまり部屋で過ごす時間がない人は要らないかもしれません。

・掃除機

部屋が大きくなければハンディワイパーやコロコロで足りる場合もあります。

・ソファ

場所を取ってしまいますので、部屋が狭い場合は一人用のイスやベッドに腰掛けることで代替できます。

まとめ:部屋や自分の生活スタイルに合わせよう

いかがでしたか?一人暮らしに最低限必要なもの、人によって意見がわかれるものをご紹介しました。部屋の大きさや自分のライフスタイルをよく考えて「用意するものリスト」にまとめておくと、むだな出費が抑えられて良いでしょう。

これから一人暮らしを始めるという方は、ぜひこの記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね!

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