「入居日って自分で決められるの?」
「申し込みから何日くらいかかる?」
などの疑問がある方のために、入居日の定義と決まり方についてご紹介します。
賃貸物件の『入居日』とは、『入居が可能になる日』です。『家賃発生日』もしくは『契約開始日』ともいいます。
引っ越して『実際に住み始める日』を指すこともありますが、貸主側(大家さんや不動産会社)は『家賃発生日』の意味で使うのが一般的です。
借主・貸主間で認識が違うとトラブルの原因になりますので、どちらの意味で使っているのかをしっかりと確認しましょう。
賃貸物件の入居日は、入居審査に通過したあとに決まります。契約申し込みから入居までの流れをまとめると次のとおりです。
1.契約申し込み
2.入居審査
3.入居日の決定
4.初期費用支払い
5.契約手続き
6.契約開始(入居日)
7.引っ越し
入居準備がすでにできている『即入居可物件』の場合、契約申し込みから入居日までの平均的な日数は約2週間です。
人がまだ住んでいる(退去予定)物件では、退去後から入居日までに3週間ほどかかる場合があります。退去後にハウスクリーニングやリフォームをするためです。建設中の物件は、さらに日数がかかるケースもあります。物件ごとに異なるため、不動産会社に確認しましょう。
入居審査に通過すると、不動産会社側から「〇月〇日~〇日の間に入居日を設定してください」と連絡があります。物件によっては、入居日を指定されることもあります。
自分の好きな日にちに設定できるとは限りませんので、申し込み前にだいたいのスケジュールを確認しておきましょう。